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鼻づまり系blog

#01 イヤホンの話

2017年、ついにワイヤードの時代が終わる。というか本当は相当前に終わっているはずだった。

 

1987年生まれであるMDウォークマン世代の自分にとって、音楽を聞く=コードがついたイヤホンを耳につっこむということだった。
(話逸れるけど、銀座ソニービルでやってるIt's a Sony展は行くと青春時代を取り戻せるから行ったほうがいい)

それが2016年、ついにiPhone7が登場し、イヤホンからコードが解き放たれた。AirPodsである。

 

AirPods with Charging Case

AirPods with Charging Case

 

 

Appleからの正式発表のずっと前から「iPhone7 でイヤホンジャックがなくなる」「ワイヤレスなApple純正イヤホンが登場する」というニュースはされていたし、そのニュースをみた自分自身もふーんって感じだったけど、日が経つにつれ、これは一大事なんじゃねーかって気づき始めた。

 

携帯電話が日本国内で一般的に普及したのは1990年代後半だったと思う。(iモードが登場したタイミングが1999年なので)
電話のワイヤレス化(≒携帯電話)はおよそ15年以上前にすでに完了していた。

PCだって無線LANが付いているモデルなんて10年以上前から当たり前だし、電車乗るときの切符がSuicaなどの交通系電子マネーに変わった(これをワイヤレス化というのかは別として)のも相当昔だ。もっと遡ったらテレビのリモコンだってそれ以上前からワイヤレス化しているのだ。

 

そう考えるとイヤホンのワイヤレス化には相当時間がかかったな、と。
Bluetoothという通信規格自体は2000年頃には登場していたし、iPhoneにも機能として搭載されたのも5年以上前だ。

 

やはり技術が日常に取り込まれるのって、ハードとソフトが両方ともに揃わないと駄目なんだね。イヤホンの場合は、ソフトが先に登場し、今か今かと待ちわびて、2016年末にやっとハードが追いついた。AirPodsという製品は小さいながらも、ワイヤードの時代を本当の意味で終わらせる代物なのだ。

 

ただ、AirPodsには文句を言いたい。デザインがあまりにもダサい。ゾウの顔みたいだ。それだけが残念だ。21世紀という時代は、ハードとソフトだけではなく、デザインというのも重要なファクターなのだということを思い知らされた。ただ、Apple純正ということもあるので、これからワイヤレスイヤホンが「当たり前」で、ワイヤードイヤホンが「時代遅れ」というパーセプション・チェンジしてくれるものであることは大いに期待していい。

 

じゃあお前自身は何がいいんだというと、AirPodsのデザインを自分の耳につっこむことは嫌なので(そしてそもそもiPhone7ではない!)、ワイヤレスイヤホンでイケてるやつを探し出した。

それがこれ。

Sol Republic AMPS AIR フルワイヤレスイヤホン Bluetooth ゴールド SOL AMPS AIR GLD 【国内正規品】
 

ブラックと悩んだが、ゴールドが先行販売でAmazonで翌日配送されるということから速攻ポチった。
耳の付け心地もいい、疲れない。そして重低音が本格的。イヤホンとしては少々値が張るけど、価格以上に満足できるものなので買い心地もいい。

 

技術革新の流れの中で、モノにおけるワイヤード(有線)がワイヤレス(無線)になる瞬間は、新時代到来を感じされる瞬間だと思う。

みなさんも新しい時代の到来を耳で感じてみてはいかがだろうか。

 

 

※2017/1/1からはてなブログ始めました。たまに更新するようにします。よろしくお願いします。